こんばんわ!
ありさんです。
今は10月20日の午前一時ですが、常陽建設㈱の社員の多くが、今の時間働いています。
昨日、午後9時前に茨城県を中心に大きな地震がありました。震源地は鹿島灘沖で、ここ取手市藤代でも震度4を観測しました。
東北まで揺れたようですね。 実は、常陽建設㈱では、大きな地震(震度4以上)や台風などの大雨のときに、国土交通省の依頼により、利根川や小貝川などの河川の土手や霞ヶ浦の護岸調査を行っています。
台風のときは予想ができますが、地震はいつ起こるかわからないもの。
昨日も多くの社員は家に帰ってくつろいでいるときに、地震が起きました。
普通の人であれば、地震がおさまった後、「ああ、よかった。」とホッとするところですが、社員たちは会社に連絡を入れた後、可能な人間はまっしぐらに会社に来ます。
それから指示を受けて、各地域にパトロールに向かいます。
時間は朝だろうが夜中だろうが、地震が起きればお構いなしです。
夜の場合は、懐中電灯を持って土手や護岸に亀裂が入っていないか、崩れているところはないか確認します。
県南のこのあたり一帯は、常陽建設㈱一社だけですべてを任されています。
創立以来58年の実績がある当社に信頼を置いていただいているわけですが、私たちも地域住民の命を守る重要な仕事であるがため、誰一人文句も言わずに、使命感に燃えて活動をしています。

今回は詳細調査の依頼がありました。細かい確認を各地で行っています。たぶん、朝まで徹夜での確認になるはずです。
今日はもう日付も変わって木曜日。皆、そのまま寝ないで朝から日常勤務につきます。
思い起こせば、小貝川の大氾濫から20年以上が経とうとしています。
当時は当社も重機や人を出して、決壊箇所の回復に全社を挙げて取り組みました。
そういった大災害は、またいつ何時起きるかわかりません。
調査することによって、異常個所が早くつかめるので、可能であればすぐに修復をしたり、時には避難勧告がいち早く出せます。
調査自体ほとんどが無駄な作業になりますが(無駄でなければ困るのですが・・・)、万が一のときのことを考え、私たち常陽建設㈱は茨城県南地域の人々の安全のために、日夜活動をしていることを今回の地震を機会に皆様にも知っていただきたくて、思わずブログに書き入れてしまいました。
今後とも頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。